YAMASHITA TAX ACCOUNTING OFFICE

税理士山下久幸の
お金を増やすメルマガ

2026.08.26 | Vol.005

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巻頭言

先週、ギターを買いました

 

こんにちは、税理士の山下です。

先週、ギターを買いました。

きっかけは、サブカルコーナーでもお伝えしたとおり、今年インディーズバンドにハマっていることです。そこから勢い余って、BECKというバンド漫画を34巻すべて読んでしまいました。

そしたらもう、ギターが無性にやりたくなってしまって(笑) 買ったのがこちらです。

Squier by Fender Affinity Series Telecaster

Squier by Fender / Affinity Series Telecaster

■ 手元に届いた第一の感想。

届いて、いざ弾いてみました。第一の感想は、指が動かない。左右ともに(笑)

僕が最後にギターを握ったのは、33歳で結婚式を挙げたとき以来です。

あのとき、僕がアコースティックギターを弾いて、妻が歌を歌いました。曲は福山雅治さんの「家族になろうよ」です。僕は歌が音痴なので歌は妻に任せて、僕は得意のギター担当というわけですね(^^)

……とはいえ、あれから14年以上経っています。もう本当に、まったく指が動きません。

なので今は、基礎からやり込んで指を動かしています。地味な練習ですが、これがボケ防止にもなりそうですね(笑)

■ そもそものきっかけは、グリーンデイでした

ついでに、もう少し昔の話を。

そもそも僕がギターをやり出したきっかけは、グリーンデイです。

1994年、高校1年のとき。バスケットケース」のPVを見て、度肝を抜かれました。

なんだこれは、と。そこから一気にパンクにハマりました。

そして30年経った今も、パンクロック精神で生きています(笑)

■ AI時代だからこそ、アナログな趣味が面白い

やってみて思うのは、この AI 時代だからこそ、アナログでリアルな趣味が本当に面白いということです。

僕は日々パソコンに向かって仕事をしていますが、AIが増えたことで、さらに時間が増えました。効率化が進んだ分、空いた時間をどう使うかが問われるわけです。

そこで、パソコンを使わない趣味をいろいろ探していました。その結果たどり着いたのが、ギターだったというわけです。もともと音楽が好きなので、その周辺の趣味はやっぱり楽しい。

しかも面白いのが、自分がギターを練習するようになると、ライブに行ったときの見え方が変わるんです。ギタリストの手元を見て「うわ、これどうやって弾いてるんだ」と本当に勉強になる。見る視点が変わると、楽しみも倍増しますね。

ぜひ皆さんも、リアルに体を使って動かす趣味を見つけましょう!

ということで、今週のメルマガも始まります!

 

今週のネタ

契約書は「性悪説」で作る。しかも電子で作れば節税にもなります

 

いきなりですが、僕は仕事において「性悪説」で考えています。

こう言うと感じが悪いんですが(笑)、これはビジネスにおいてかなり大事な話なので、今日はそこを掘り下げさせてください。

こんな疑問、ありませんか?

Q 信頼している相手でも、契約書っている?
Q 契約書なんて自分で作れるもの?
Q 契約書で税金が変わるってどういうこと?

■ 仕事を始めるなら、絶対に契約書を作る

新しく仕事を始めるとき、絶対に契約書を作ってください。

「長い付き合いだから」「信頼している相手だから」——そう言って契約書を作らないケース、本当に多いです。でも、そこは分けて考えるべきです。

というのも、契約書の役割は「揉めたときに自分を守ること」だからです。

平常時には、契約書なんて一度も開きません。使うのは揉めたときだけ。逆に言えば、揉めたときに手元に何もないと、何も守れないということです。

「口約束でも、約束したとおりに実行してくれるはず」——これは正直、甘い考えです。

別に人を疑っているわけではないですよ(笑) ただ、人間は何をするか分からない。相手の会社の経営が傾くかもしれないし、担当者が変わるかもしれないし、そもそも言った言わないになるかもしれない。だからこそ、揉めたときに困らないよう、先に契約書を作っておくんです。

■ 契約書は「自分側」で作る

もうひとつ大事なのが、契約書はできるだけ自分側で作るということです。

理由はシンプルで、作った側が有利に進められるからです。契約書を作る人は、自分に不利な条項をわざわざ入れません。当たり前ですよね。

だから、相手から契約書が出てきた場合は、きちんと中身をチェックする必要があります。「まあ、ひな形でしょ」と流して押印してしまうのが一番危ない。

■ 今の時代、AIで最低限の契約書は作れます

「でも契約書なんて作れない」と思われるかもしれません。

今はAIを使えば、最低限の契約書は作れます。業務委託契約書、秘密保持契約書といったよくある契約なら、条件を伝えれば形になります。いきなり弁護士に依頼しなくても、まずは自分で叩き台を作ってみる。これだけでも全然違います。

そして、その叩き台を持って弁護士に相談する。これが一番いい流れだと思っています。

ゼロから「作ってください」と依頼すると、費用も時間もかかります。でも「この内容で問題ないか見てください」と持ち込めば、チェックだけで済むので、はるかに安く、早く終わります。

金額が大きい取引、期間の長い契約、揉めたときのダメージが大きい契約——こういうものは、必ず専門家の目を通してください。AIはあくまで叩き台まで、です。

■ ここからが税理士らしい話。電子契約なら印紙税がかかりません

税務の観点からもうひとつ。契約書はオンライン(電子契約)で作ってください。節税になります。

理由は、収入印紙が不要になるからです。

紙の契約書には印紙税がかかります。契約金額によっては、1通で数千円から数万円。これが年間で積み上がると、地味に効いてきます。

ところが、電子契約には印紙税がかかりません。

これは国税庁の見解としてはっきりしています。印紙税がかかるのは「課税文書」に対してですが、電子データ(電磁的記録)は印紙税法上の「文書」に当たらない、という整理です。メールで契約書データを送っただけでは、課税文書を作成したことにならない、というわけですね。

つまり、紙をやめて電子にするだけで、印紙代がまるごとゼロになるということです。

ただし注意点がひとつ。電子で送った後に、紙に印刷して相手に手渡しすると、その紙は課税文書になります。電子でやると決めたら、最後まで電子で通してください。

■ 僕はGoogle Workspaceの電子署名を使っています

では何を使うか。僕が使っているのは、Google Workspaceに標準で入っている電子署名(eSignature)機能です。

Business Standard以上のプランなら、追加料金なしで、今払っているWorkspace料金の範囲内で使えます。Googleドキュメントで契約書を作って、そのまま署名依頼を送れるので、とにかく手間がかかりません。

もちろん、専用のサービスもあります。

主な電子契約サービス

Google Workspace 電子署名
Business Standard以上なら追加料金なし

クラウドサイン(弁護士ドットコム)
無料プランあり(1ユーザー・月2件まで)

GMOサイン
お試しフリープランあり(1ユーザー・月5件まで)

ただ、これらは有料プランになると月1万円以上するものもあって、正直そこそこの負担です。会計ソフトに付属している電子契約オプションも、意外と高い。

とはいえ、どちらにも無料プランがあります。契約書を月に何十通も交わすわけではない、という方なら、まずは無料プランで試してみるのが賢いと思います。

■ 最後に

何度でも言いますが、契約書は、自分を守るため、自分の会社を守るためにあるものです。

相手を疑うためではありません。お互いが安心して仕事をするための土台です。

ちなみに——顧問税理士との契約で、契約書を作っていない税理士はダメだと考えておいてください(笑)

今日のまとめ

1 仕事を始めるなら必ず契約書。しかも自分側で作る
2 契約書は揉めたときに自分を守るもの。「約束どおりやってくれるはず」は甘い
3 電子契約なら印紙税ゼロ。まずは無料プランから試してみる
 

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今週のサブカル

MANGA | 独断と偏見のオススメ

おかえり水平線 1

おかえり水平線

渡部大羊/ジャンプコミックス

銭湯を舞台にした、
兄弟のヒューマンドラマ

今週の1冊は漫画です。『おかえり水平線』(渡部大羊)。これが面白いんですよ。

■ どんな話か

「少年ジャンプ+」で2025年3月から連載中の作品です。

主人公は高校生の柿内遼馬。祖父が営む銭湯を手伝っています。ある日、学校帰りに開店準備をしていると、亡き父の写真を持った少年が訪ねてきます。「この人に会いにきた」と。

その少年・柴崎玲臣は、なんと遼馬の父親の隠し子でした。

まったく違う背景を持つ二人が、銭湯を舞台に少しずつ距離を縮めていく——そんなヒューマンドラマです。現在3巻まで出ています。

■ なぜこの漫画が刺さるのか

僕は漫画の内容的に、人間的な感情が入るストーリーが結構好きなんですよね。

それもSFチックなものではなく、リアルな情景、実際にありそうなストーリーが良い。感情移入しやすいからなんでしょうか。理由はわかりませんが、そういうものに惹かれます。

この作品でいうと、主人公二人の感情の動き、そしてそれを客観的に見る第三者の意見——ここが非常に心を揺さぶられます。

しかも高校生の話なので、なんというか、当時の感情が蘇ってくるんですよね。

■ ちなみに僕の高校時代は

僕も高校時代はすげえ遊んでいました。テーマは「高校生をする」でしたからね(笑)

高1の夏まではテニス部に入っていましたが、上下関係が嫌ですぐに辞めました。夏の試合のとき、「なぜ僕が先輩のバッグを持つ必要があるのか?」と不思議でたまらなかったからです(笑)

そこからは毎日のように友達と遊んで、家に帰るのは夜の8時半過ぎ。ゲームしたり、麻雀したり、カラオケに行ったり、ずっと遊んでいました。

夏休みなんかは、原付バイクに乗って数日間、友達の家を転々として家に帰らないなんてこともザラでした。

あ、間違ってもヤンキーではありませんよ(笑) 背が伸びないから嫌だと思って、タバコも吸っていませんでしたし。

それが高3の夏、原付の免許を取ってはいけないという校則を破ったことがバレました。

なぜバレたか。みんなでバイクに乗っている写真を撮ったのが見つかったからです(笑) 結果、うちのクラスだけで5人以上が学校に行けなくなり、2週間ほど停学。高校最後の運動会に出られなかったのが、痛恨の極みです。これでよく親も怒らなかったなと、今思えば非常に感心しております。

■ 高校生してますか?

まあ、そんなことはどうでもいいのですが。この『おかえり水平線』を読んで、学生時代を思い出してみるのもいいんじゃないでしょうか。

高校生してますか?
人生楽しんでますか?

そんな感情を揺さぶられるでしょう。

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今週の1本 | YouTube

友人の会社の役員になってはいけません

【会社の役員】友人の会社の役員になってはいけません!あなたが知らない「8つのリスク」を徹底解説!

今回のメイン記事は「契約書で自分を守る」という話でした。この動画は、契約書以前に、そもそも引き受けてはいけない話です。「名前だけでいいから」と頼まれて役員になると、責任がついてきます。

動画を見る →

今週の1冊 | Kindle

難しいことわからないので、人事・労務のことやさしく教えてください!

難しいことわからないので、
人事・労務のことやさしく教えてください!

小さな会社の人事・労務の話 税理士 山下久幸

従業員との契約、整っていますか

契約書の話とセットで押さえておきたいのが、従業員との契約です。

会社を守るための書類は、取引先との契約書だけではありません。雇用契約書、就業規則、労働条件通知書——このあたりが整っていないと、揉めたときに会社側が一気に不利になります。しかも労務のトラブルは、税務よりはるかに感情的にこじれます。

この本は、小さな会社の社長やこれから人を雇う方に向けて、人事・労務の基本を専門用語なしでまとめた1冊です。

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P.S.

ギターの練習、まずは指を動かすところからコツコツやっています(^^) 何歳からでも始められるものですね。
契約書のほうも、まずは1通目から作ってみましょう!

山下税理士事務所

税理士 山下 久幸
https://orquestax.com/

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